青森県レポート

2015.07.15

青森県八戸地区の活動等について

出来ることはすぐ行う!

 八戸市は古くから水産、工業をはじめ、北東北の物流の拠点として発展してきました。しかし、東日本大震災から復興したかの様に見えますが、未だ尾を引きずっている様に感じられます。

 豊かな自然に囲まれた青森県には、良い物が沢山有るのに売り込みに難がある、と厳しい意見を頂きます。「伸び代がまだ有るから頑張ろう」と、また「地元でなければ出来ない菓子作をしよう」そこで寒冷の気候を利用してできる夏いちごの商品開発に取り組んでおります。

 消費税の問題を初め、円安に依る原材料の値上げなど、業界を取り巻く環境は厳しいものがありますが、組合組織の結束を図り、消費拡大を目標に活動をしてきました。技術講習会は勿論のことですが、衛生管理の徹底と法律改定に伴う機敏な対応等出来ることはすぐ行うのがモットーです。

 主な事業として、毎年八戸市の協力を得て、菓子祭りを開催してきました。実演販売、お菓子教室、組合員の商品紹介、後継者育成に寄与する菓子コンクール等を、八戸市ポータルミュージアム「はっち」を会場に今年も予定しております。特に今回は十一月二十八日二十九日に、青森県菓子工業組合の主催として県内全域を巻き込んだ、八戸会場の大きな菓子祭りになると思います。震災風化回避の願いと、岩手・宮城・福島県の復興支援も企画中ですから、その節は宜しくお願いします。

 また市内の小中学校を訪問して、職人と一緒にお菓子を作る食育を行っております。問屋さんのご協力を得、無料がモットーで大好評のため、マスメディアに度々取り上げて頂き、組合活動の大きな事業になっております。最高級の食材を使用して、幼い心に感動と、味のうまさ度の物差しを作ってもらうことを目標にしております。再度の開催希望が有り、お断りするのに苦労しております。今までに訪問した学校は、七年間で二十六校になります。受講者数は二千七百二十二名で、継続してお菓子の力を子供たちに伝えて行きたいと思っております。

 何もしないのは停滞ではなく後退と考えております。

 そして、消費者からの声を聞き、反映させて諸問題に対処し支部を運営していきます。

 青森県菓子工業組合副理事長・八戸支部支部長・志村一雄