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廣島クリームぜんざい PR今年も

広島みなとフェスタ

廣島クリームぜんざいをPR 広島県菓子工業組合青年部では、この3月7日~8日の2日間「第3回広島みなとフェスタ」にブース出店し、廣島クリームぜんざいを販売しました。

 ひろしま菓子博2013での中四国ブロックブースの成功を経て、前期より立ち上げた「廣島クリームぜんざい普及支援検討事業」の一環です。

 かつて戦後広島の名物であったクリームぜんざいを古くて新しいスイーツとして復活させる取組み「廣島クリームぜんざいプロジェクト」から一歩進んで、製法の見直しや改善、地域ブランド商標の登録や管理、菓子屋以外の飲食業全般への売り込みなど、廣島クリームぜんざいを普及させるための施策について検討・協議しています。このイベントには、例年PR活動という位置づけで参加しています。

 一方、広島みなとフェスは、〈広島の海の玄関広島港を中心に「みなと」をテーマにした大規模なイベントを開催することにより、みなと界隈の魅力をPRし、にぎわいを創出します〉という趣旨のもと、3年前から始まった地域のまつりです。

 去年までは春分の日の連休に開催されていましたが、今年は2週間ほど会期が前倒しになりました。その上、二日とも雨の予報が出ており、前回ほど気温が上がらず苦戦するのではと心配でした。そこで急きょ数日前に餅入りのぜんざいを併売することを決め、準備を進めました。

 初日7日は予報通り小雨で気温もひと桁台と、クリームぜんざいには完全に不利な状況でスタート。春寒の中、こんがりと炙った餅の香りと、鍋から立ちのぼる湯気が功を奏して、ぜんざいが好調に売れていきます。昼を過ぎて雨は上がったものの、気温は10℃以下のまま。思ったより来場者数が伸びない中、ぜんざいは健闘してなんとか200杯を超えましたが、クリームぜんざいは合計でも30数個と惨敗です。

 翌8日はうって変わって好天に恵まれました。気温も15℃くらいまで上がり、陽気に誘われてクリームぜんざいが盛り返します。結果はぜんざい160杯に対して、スタンダードと世界遺産スペシャル合計で330個と、ほぼ予定通りの数で終了しました。

 今回ブース出店は1年ぶりです。当日参加してくれた中には、菓子博以来2年ぶりというメンバーも。「懐かしい」と言いつつ、それでも体が覚えているのか、淀みなくクリームぜんざいの製造作業をこなす姿はさすがでした。

 広島県菓子工業組合青年部会長・竹内恒彦

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