世帯主の年齢別に見た消費パターン

「世帯主の年齢別」と「菓子の種類別の購入額」を比較しグラフにしました。
家計調査(総務省統計局)では、2000年から世帯主の年齢層別のデータがとられているので、同年をベースにして、2005年、2010年、2015年、2019年のデータ(品目分類)で比較し、お菓子全体、洋菓子、和菓子、流通菓子、せんべいなどについてその様子を見てみましょう。

菓子類の年齢層別のグラフが「凸型」をしています。お菓子の消費が一番多いのは、世帯主の年齢が40~49歳の層ですが、これは家族の人数が多いからのようです。2019年は2015
年に比べると、全ての年齢層で購入額が伸びています。
また、2000年との比較で、29歳までの年齢層の購入額が増えている(2010年は若干減少)のが見えます。

菓子類の年齢層別購入額

40歳~49歳の世代が一番購入額が多いですが、30歳~39歳の伸びが比較的大きくなっています。

2010年を除けば、すべての年齢層で購入額が増加しています。

2000年からの伸び率が大きいのは29歳以下の年齢層となっています。

ようかんの年齢層別購入額

年齢が高くなるに従い購入額が多くなる傾向にあります。

全体として減少傾向が続いていますが、特に50~59歳で一貫した減少が続いています。

まんじゅうの年齢層別購入額

年齢層が高くなるに従い購入額が多くなるのは、ようかんと同じ傾向がみられます。

2000年と比べると、50~59歳の年齢層で著しく減少しています。

他の和生菓子(おはぎ、どら焼き、桜もちなど)の年齢層別購入額

他の和生菓子は、年齢層が上がるに従い購入額が多くなっています。

各年齢層とも比較的安定して購入されていますが、50~59歳の年齢層で減少傾向がみられ
ます。

カステラの年齢層別購入額

年齢層が上がるに従い購入額が増加しています。

2019年は、2015年と比べて50~59歳や60~69歳の年齢層で減少が目立ちます。

29歳以下層で急増していますが、調査サンプル数が少ない影響と考えられます。

ケーキの年齢層別購入額

30~49歳層で購入額が多く、以降は年齢が上がるにつれて減少しています。

2019年と2015年を比較してみると、どの世代もほぼ横ばいもしくは増加しています。

ゼリーの年齢層別購入額

2000年には、40~49歳層を頂点凸型の消費構造でしたが、2019年では、30代から50
代までの消費水準がほぼ同じ水準まで伸びてきました。

全体の平均でみても2005年以降順調に増加しています。

プリンの年齢層別購入額

平均でみるとほぼ横ばいから僅かな減少で推移しています。

30代、40代の年齢層で減少傾向がみられる一方で、50代以上の各年齢階層では僅かなが
ら増加傾向がみられます。

他の洋生菓子(シュークリーム、タルト、ワッフルなど)の年齢層別購入額

平均では、2010年以降、急に消費額が伸びました。

2010年当時の伸びを引っ張ったのは50代以上の各年齢層でしたが、最近は横ばい傾向に
なってきています。

一方、30代、40代では、未だ購入額の伸びが続いています。

せんべいの年齢層別購入額

年齢が高くなるに従い増加しています。
平均でも、2005年以降、着実に増加しています。

どの年代も、最近は、ほぼ横ばいに近い動きとなってきていますが、60~69歳層は、引き続き消費を伸ばしています。

ビスケットの年齢層別購入額

平均でみると、2005年以降増加傾向が続いています。

年代別には、40~49歳を頂点に、凸型の消費構造となっています。

30代から60代を中心に、幅広い年齢層で増加傾向が続いています。

スナック菓子の年齢層別購入額

40~49歳を境にして、その前の世代は高く、以後は低い傾向は変わらないようです。

50歳以降の各年齢では、スナック菓子の購入額が著しく低くなっていますが、50代では比較的大きな伸びが見られます。

キャンディーの年齢層別購入額

全体として安定した購入額となっています。

30代、40代が高い傾向にありますが70歳以上層でも安定した高い消費傾向がみられます。

チョコレートの年齢層別購入額

全体的に年々増加していますが、50代や60代での購入額の増加が顕著です。

チョコレート菓子の年齢層別購入額

平均すると高い伸びが続いています。

この伸びを牽引しているのは、主に30代や40代の各層ですが、伸び率では、50代も大きな伸びとなっています。

アイスクリーム・シャーベットの年齢層別購入額

2005年以降、順調に購入額が伸びています。

購入額が多いのは、やはり30代、40代の各層ですが、50代や60代でも消費額の伸びは大きくなっています。

他の菓子(落雁、おこし、かりんとうなど)の年齢層別購入額

平均では、ほぼ横ばいの購入額となっています。

購入額の頂点は、やはり40代ですが、30代から70代まで、その差は大きくありません。

各年齢層とも安定した購入となっています。

■世帯主の年齢別消費パターン(表)

分類の内容は、「家庭で購入するお菓子の種類」ページをご覧下さい。

※1世帯あたり年間の品目別支出金額(上記グラフの数字の根拠です。)
PDFファイルダウンロードは、上記リンクをクリックして下さい。(新しくウィンドウが開きます)

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